読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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加藤シゲアキ 『チュベローズで待ってる』

*あらすじ*

就活に惨敗し、自暴自棄になる22歳の光太の前に現れた、関西弁のホスト・雫。翌年のチャンスにかけ、就活浪人を決めた光太は、雫に誘われるままにホストクラブ「チュベローズ」の一員となる。人並み外れた磁力を持つ雫、新入りなのに続々と指名をモノにしている同僚の亜夢、ホストたちから「パパ」と呼ばれる異形のオーナー・水谷。そして光太に深い関心を寄せるアラフォーの女性客・美津子。ひとときも同じ形を留めない人間関係のうねりに翻弄される光太を、思いがけない悲劇が襲う―。

 

*感想*

2019年1作目の感想ですが、辛口でいきますよー!本当に申し訳ないのですが、私には合わない作品でした(>_<) 本書が好きな方はこの感想を読まないでください💦本当に100%私の個人的感想ですのでm(__)m

 

本書は、就職活動に失敗した青年(光太)が家族を養うためにホストになり、その後の出会いにより人生を切り開いていく。しかし好きな人との別れ、妹との不仲、仕事のトラブルが次々と光太を襲う。その悲しみと問題を乗り越えた先にあるものとは…? 

というような物語で

上巻(AGE22)は大学4年生の頃の就職活動時代

下巻(AGE32)は就職した会社での社会人時代

を描いていました。

 

つまり光太の人生の、就職活動〜社会人10年目までを読むことになるのですが、私からすればその人生は、非現実的で夢物語で人生ってそんなにチョロイものだったっけ?と思ってしまう内容だったのです…

就職活動失敗したらホストにならないかとスカウトされ、ホストになってみたらあっという間にナンバーワン。ナンバーワンになれたのは1人の女性客との出会いがあるけれど、その女性のおかげで再就職活動も成功。入社式には金髪・私服で現れて注目を浴び、仕事で見事に成功を収めて会社での地位もある。仕事で大きなトラブル発生したら、ホスト時代のコネを使って裏社会にまで手を回して解決。最終的には愛した女性客の死亡理由の謎も解けてスッキリ!!

 

ってどうなんですか????光太は光太なりに大変なことあったとは思いますが、人生ってこんな簡単にナンバーワンになれたり、会社内で成功を収められるものではないよね?

本書はホストでナンバーワンになるためや、会社で成功を収めるための指南書ではないとわかっていますが、それにしても簡単にトップに昇りつめすぎだと思いました。光太の人物描写は、そんなに勘が良くて、気配りができて、ゲームをクリエイトする才能があるとは1ミリたりとも感じない書き方だったから尚更違和感がありました。しかも入社式に金髪・私服で現れるものの、その後の仕事の成果で周りを黙らせ、それどころか皆の憧れの的になるとか、随分と中二病的な展開ですよね。「自分のスタイルを貫く」と「好き勝手やりたい放題」は別物ですよ。若い子が読んだならば「自分を貫いた結果が成功に繋がっててカッケー!」みたいに感じるのかな?

そしてその中二病的展開に追い打ちをかけるのが、思想家の名前や作品名ちょいちょい入れてくるところ。「マキャヴェッリの君主論」「ドストエフスキーの罪と罰」「ポール・ワイスの思考実験」とかとか、もう何よこれっ?ヽ(`Д´)ノ高輪ゲートウェイとか虎ノ門ヒルズじゃないけれど、そういう小難しいタイトルとか横文字を書いておけば、本書が深みのある文学作品になるとで思ったのかな。

 

光太の人生を読ませないならば、もっと「抗えない運命」を描くべきだし、光太の恋愛物語を読ませたいならば、大阪のやくざのくだりとか闇の部分を省くべきだったと思う。とにかく色々な要素を取り入れすぎたために、全てが浅い内容に思えました。ラストは泣くどころか無表情で読み終えました。

 

本書ファンの方、こんな私の感想文なんて気にしないでくださいね!!あくまで個人の見解なので!!

 

2019年1発目はかなりの不発でしたので、挽回するべく今年も読書を頑張ります!

 

今年もよろしくお願いいたします〜♪

 

 

 

 



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