読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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秋吉理香子 『自殺予定日』

*あらすじ*

美しく逞しい継母が父を殺した。女子高生の瑠璃はそう確信していたが、証拠はなく警察も信じてくれない。あんな女と一緒に暮らすなんて耐えられない、わたしはお父さんの元に行く。瑠璃は自殺の名所として知られる森に出向くが、“幽霊"の裕章と出会う。彼は瑠璃に自殺を思いとどまらせ、継母が殺した証拠を見つけようと提案する。見つからなければその時死ねばいいと。今日から一週間後。それが瑠璃の自殺予定日となった――。疑念と嘘で絡み合う母娘が迎える結末は?! 大ヒット『暗黒女子』の作者が放つ、一気読み必至の傑作ミステリ!

 

*感想*

これは是非ともティーンエイジャーに読んでもらいたいと思った本でしたぴかぴかぴかぴか

うん十年前にティーンエイジャーを卒業してしまった私でも楽しめましたけどね(笑)イヒヒ

 

本書は「自分の死をもって、継母の犯罪を露呈させようとする少女の話」なのですが、「何故、どうやって実父は死んだのか?」というミステリー要素と、「少女が自殺を決意するまで、そして自殺に失敗してからの心情」という精神的な悩み、その両方がとてもバランスよく綴られていて、飽きることなど全くなく、何よりも少女の弱さに自然と寄り添いながら読み進めることができて良かったですぴかぴか

 

じつは私は初めて本書の装丁を見た時、若い子たち特有の「死への憧れ唖然」みたいのを描いた作品なのかな?と、ネガティブな感情を抱いたのですね。しかし読んでみたら、確かに「自殺希望少女」は登場してきますが、その「自殺」がどれほど残された人たちを悲しませるのかを分かり易く書いてくれていて、そしてその後の立ち直っていく様子もしっかり描かれていて、人生は本書のようにスムーズに上手く展開はしていかないかもしれないけれど、「人と揉めてしまった時は、一度その人とその問題にちゃんと向かい合う。時にはしっかり謝る」ことの大切さを教えてくれる作品でした。

 

また恋愛がちょっと絡んでくるのも、キュンキュンして良かったですラブ

主人公の瑠璃の自殺を阻止し、自殺を止めるように説得する幽霊青年の裕章との終盤のラブシーンは、触れたくても触れられない二人ならではのチューの仕方で(ガラス越しのチューね!ラブラブ)切なくて良かったです ここのシーンを是非実写で見たいから、どなたか映像化してくれないかな(笑)

 

ということで、是非若い子には本書を読んでもらいたいな。

そして

『自殺は自分だけの問題ではない。周囲の人の心も殺す』

という裕章の言葉を知ってもらいたいと思いました。

 

軽い気持ちで読み始めても、本書には収穫が色々あるので、是非是非読んでみてくださいね!!るんるん

 



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