読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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真梨幸子 『お引っ越し』

 

 

*あらすじ*

引っ越した先は闇の中。マンションの内見、引っ越し前夜の片付け、隣人トラブル…「引っ越し」に潜む“恐怖”を描いた、世にも奇妙な連作短編集。

 

*感想*

イヤミスの女王、真梨幸子さんの引っ越しにまつわる連作短編集でしたるんるん

 

おうち引っ越し先探しのために内覧に行った女性の行く末、

おうち隣に引っ越してきた夫婦がどうやらDV問題を抱えているらしい、

おうち引っ越し業者で働く女性が知ってしまった会社の問題

などなど、バラエティーに富んだ引っ越し物語たちなのですが、もちろん全話“いやぁ〜な感じ”に仕上がっておりますので、ご安心ください(?)イヒヒ

 

そして各話、それぞれその話で一度完結するのですが、この短編集の最終章に『解説』という話が掲載されていまして、そこで各話の総括がされるのがとても面白かったです!!ぴかぴか

というのも、各話のラストはそれぞれ一応完結しているものの、どこかしら「え?じゃあその後どうなったの?」と思わされる終わり方だったり、収束していない部分もあったりしていたので(収束していなくても十分楽しめるのですが)、この『解説』を読んだことにより、より一層本書の“気持ち悪さ”が増して、真梨さんの作品ならこうでなくっちゃ!と膝を叩いた良い終わり方だったと思いますラッキー

 

ちなみに、私が一番良かったと思った作品は、5話目の『壁』という、隣の家がDV問題を抱えているらしい物語です。作中には、過去に親からDVを受けていた主人公、現在隣人のDV騒音に悩まされている同僚、その2人が登場するのですが、その結末に自分の中にある固定観念を駄目だしされたショックを受けましたムニョムニョ

 

↓ネタバレ注意

↓ネタバレ注意

↓ネタバレ注意

 

子どもや配偶者に暴力を振るっていたのは、男性(お父さん・旦那さん)ではなくて、女性(お母さん・妻)だったのですよね…

確かに、一般的に体力面では女性より男性の方が勝っていることの方が多いので、DVというとついつい加害者が男性側ととらえがちですが、女性が加害者ということだってなくもないのですよね…がく〜

こういう日常の隙間というか、落とし穴みたいところを突いてくる真梨さんの作品、好きだな〜〜ラブ

 

サラっと読める短編集ですが、読後感はすっきりとはしないので、読む時期を選んで是非読んでみてくださいね桜

 

 



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