読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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冲方丁 『十二人の死にたい子どもたち』

 

*あらすじ*

廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。建物に入り、金庫をあけると、中には1から12までの数字が並べられている。この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にとり、「集いの場」へおもむく決まりだった。
初対面同士の子どもたちの目的は、みなで安楽死をすること。十二人が集まり、すんなり「実行」できるはずだった。しかし、「集いの場」に用意されていたベッドには、すでに一人の少年が横たわっていた――
彼は一体誰なのか。自殺か、他殺か。このまま「実行」してもよいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、子どもたちは多数決を取る。不測の事態を前に、議論し、互いを観察し、状況から謎を推理していく。彼らが辿り着く結論は。そして、この集いの本当の目的は――

 

*感想*

なんておどろおどろしい素敵なタイトルラブラブぴかぴか!

重くて暗い小説が大好きな私にはこれはピッタリな小説なのでは!?

と非常に期待して読み始めたのですが…

うーん… 残念ながら星★は3つで…泣き顔汗

 

内容は、タイトルとあらすじにある通り、廃業した病院に自殺志願の少年少女12名が集まり、集団自殺をしようというものなのですが、そこで予定外の13人目が登場したために計画が狂っていき… 果たして12人の子どもたちは予定通り自殺を決行するのだろうか?

というものでした。

 

まず12人もの子どもが登場するので、彼らの名前・個性・入館した順序・多目的室に入室した順序・そこでの席順、などの情報整理に頭がパンクしそうでした唖然。おかげで、3分の1まで読んだところで、筆記用具を片手に最初から読み返すことになってしまいました(最初からメモして読めば良かった…あせあせ

 

そのメモのおかげでなんとか頭は整理され、最後まで読み切ることはできたのですが、12人の子どもたちの話し合いの論点が、どんどんズレてくるばかりか、決定的な証拠がない推理ばかりが綴られ、結局何を話し合いたいのかが明確ではなくなり、読んでいてかなり疲れました。

 

で、結局ラストは… 想定内の結末だったので、これまたガッカリ…がく〜

 

途中でリタイアされた方のために結末を書いておきますね

 

↓↓↓ここからネタバレ↓↓↓

 

↓↓↓ここからネタバレ↓↓↓

 

↓↓↓ここからネタバレ↓↓↓

 

 

0番と名付けられた死体は12番のユキの兄だった。

・ユキが自分のせいで兄を事故に遭わせて植物状態にさせてしまったので、償い?のため車椅子に乗せて連れてきた。

・しかし建物の入り口となる裏口には段差があって車椅子では入れなかったため、ユキは兄を裏口に残し、正面の自動ドアを解除にしに行く。

・アンリとノブオは、その車椅子のユキの兄を、体の不自由の参加者だと勘違い。しかも、ユキの兄はもう自殺を実行したかのような状態だったため、「全員一致の集団自殺」が実行されなくなると焦り、2人で協力してユキの兄を誰にも気が付かれないように多目的室に運び込んだ。

 

細かい動線は割愛しますが、これが0番の正体と、多目的室に移動させられた理由です。

そして、これらが判明した後は12人で「自殺の動機」に話は戻り、「生まれてこなければ良かったと思ったことがあるかどうか」などの口論になった挙句、参加者同士で助け合うような流れになり、結局集団自殺は実行されずに解散となりました。それは主催者であるサトシの思惑通りに―。

つまり、サトシは自殺を考えている人たちに考え直してもらいたくて、こういう会を開いていたのです。今回は13人目が出てきてしまうという不測の事態が発生しましたが、なんとか今回も成功して良かったね。という具合のエンディングでした。

 

なんだか没頭できない物語で、読み進めるのがちょっと辛かったりもしたのですが、せめてラストが救いのないものではなくて良かったです。

とりあえず、今から本書を読もうかなと考えている方は、最初からメモを取られることをお勧めします鉛筆。でもメモを取ったところで、ものすっごいトリックに気付き暴けるわけでもなんでもないですよ〜たらーっ あくまで頭の中の整理用ってことで

 

本作品は私には合わなかったけれど、天地明察は絶対にいつか読もうと思います!!

 

 

 



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