読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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村田沙耶香 『授乳』


*あらすじ*
受験を控えた私の元にやってきた家庭教師の「先生」。授業は週に2回。火曜に数学、金曜に英語。私を苛立たせる母と思春期の女の子を逆上させる要素を少しだけ持つ父。その家の中で私と先生は何かを共有し、この部屋だけの特別な空気を閉じ込めたはずだった。「―ねえ、ゲームしようよ」。表題作他2編。

*感想*
村田さん、『コンビニ人間』で芥川賞受賞おめでとうございます桜ぴかぴか祝 受賞記念というわけではないのですが、村田さんの作品も前々から気になっていたので、デビュー作の『授乳』を読んでみました〜〜ラブ

読んだ感想は…
さすが芥川賞作家さん!!感性が瑞々しく、文学的内容すぎて、私のストライクゾーンではなかったわー!! です(笑)ストレートにすみませんたらーっ

本書には『授乳』(群像新人文学賞受賞作)『コイビト』『御伽の部屋』という3編が収録されています。主人公は全て未婚女性で、日頃の自分とは違う人間を本能のままに、欲望のままに、気の向くままに演じるかの様な世界が繰り広げられます。
『授乳』では高校生女子が、家庭教師の大学生男子の心を支配して授乳し、
『コイビト』では大学生と小学生女子がぬいぐるみを人間の恋人の様に扱い、
『御伽の部屋』ではとあるアパートの一室で、まるで親しい間柄を装う男女がいる。
どの話も設定はかなり異常で、その異常行動を読者に読ませきる著者の筆力が凄い。凡人が書いたら支離滅裂で物語が破綻するであろう世界を、読者に理解できなさそうで、理解させて、でもやっぱり理解できない(←私のパターン)という文学世界を描いていました。

残念ながら私の感性には響かなかったけれど、確かに文章は美しいし(『授乳』の修羅場で『母の背中は、少しも震えていなかった。確かにその時、母からにょきにょき「母」が生えてきたのだ』と表現した所がスキでしたラブ)、凄い世界観をお持ちの作家さんだというのは読んでいてわかったので、これからもちょくちょく村田さんの作品を読んでいきたいと思いますわーい


  ├ 村田沙耶香 -
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