読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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中山七里 『闘う君の唄を』


*あらすじ*
新任幼稚園教諭として埼玉県秩父郡神室町の「神室幼稚園」に赴任した喜多嶋凛は、モンスターペアレントたちの要求を果敢に退け、自らの理想とする教育のあり方の実践に務める。当初は、抵抗されるも、徐々にその熱意が伝わり、周囲の信頼も得られていくのだが…。

*感想*
本書の前半は、新任幼稚園教諭の凛がモンスターペアレントたちに屈することなく、自分の理想とする幼児教育をしていくという「熱血教師(教諭)モノ」で、ミステリー作品を多く発表している中山七里さんにしては随分と異色作品だなと思わせてきます。しかし中盤からは、過去にその幼稚園で起きた殺人事件とその犯人の冤罪の可能性についても描かれ、更にはその犯人と凛の関係性…凛の受け持つクラスの園児たちの怪我と失踪…と、ミステリー色が後半は強くなった作品でした。

本書は今までの中山作品にない舞台設定で、著者の頑張りはかなり伝わってくるのですが、子育て中の主婦目線で読むと、物語のセンターポジションを占めてくる園児とその親たちの言動や設定にかなり無理を感じました…ひやひや 今は幼稚園バスを降りた後に園児一人で自宅まで帰らせたり、一人で遊びに外に出すということは有り得ません。しかもそれをモンスターペアレントと化している、子供と子供の世界に過干渉の親がすることとは到底理解できませんでした汗 ので子どもたちの言動的には小学校1年生位のレベルが妥当な設定だったと思うのですが、モンスターペアレントをふんだんに登場させるには小学校よりも幼稚園の方が入れ込みやすいという理由でこうなってしまったのかな…?

中盤からのミステリー部分も、すんなり犯人がわかってしまって、正直「なんだかなぁ〜〜たらーっ」という感想でしたが、中山作品でお馴染みの刑事:五味と渡瀬に免じて良しとしましょう(上から目線ですみませんあせあせ

本書にも「冤罪」と「犯罪者の家族が受ける世間からの悪意」などの重いテーマが入っていますが、それがメインテーマではなかったためなのか、あまり深くは追求されていなかったので、次回はまた『テミスの剣』の様な重〜い作品をじっくり読ませていただきたいな桜


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