読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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黒川博行 『後妻業』


*あらすじ*
「色で老人を喰う」裏稼業を描く戦慄の犯罪小説
妻に先立たれた後期高齢者の耕造は、六十九歳の小夜子と同居しはじめるが、夏の暑い日に脳梗塞で倒れ、一命を取り留めるも重体に陥る。
だか、裏で小夜子は結婚相談所を経営する前科持ちの男、柏木と結託していた。
病院へ駆けつけた、耕造の娘である尚子、朋美は、小夜子の本性を次第に知ることとなる――。
結婚相談所の男と、結婚したパートナーと、死別を繰り返す女につきまとう黒い疑惑。
恐るべき“後妻業”の手口と実態。

*感想*
2014年『破門』で直木賞を受賞した黒川さんの、受賞後第1作目となる作品です。今まで読んだことない作家さんであり、装丁もちょっと女性好みではないので(このお爺さん怖い…ひやひや)いつもの私なら敬遠してしまう雰囲気の本なのですが、2016年春に映画化されるということで読んでみました。

内容はその名の通り『後妻業』についてで、ニュースでもちょくちょく報道される「結婚詐欺」みたいものです。主人公は、老い先短い爺さんたちを手玉に取り、亡くなった後に巨額の遺産をむしり取る悪女“小夜子”という女なのですが、小夜子に爺さんを斡旋する“柏木”という結婚相談所経営者の悪党や、小夜子の悪行を暴こうとする興信所の探偵なども登場して、話の中盤からはハードボイルド銃小説一直線になります。

悪党が主人公&ハードボイルド小説ということで、酒・タバコ・女・麻雀・麻薬が登場するのはもちろんのこと、とにかく終始言葉づかいが汚いので、読んでいてあまりいい気分に私はなりませんでした…ムニョムニョ 後妻業の手口を知れたのはなかなか面白かったのですがね… 内縁の夫婦関係でも「公正証書遺言」というものがあったら、その証書に従っての遺産相続になるということや、亡くなった人に巨額の保険金が掛かっていなければ警察はあまり死亡に関する事件性を調べないとか(←ここが後妻業の肝)本書を読むまで知りませんでした。

ハードボイルドがお好きな方や、資産をお持ちの方にはキレの良い展開と表現で楽しめる作品だと思うので、興味がある方は読んでみてくださいね〜

ちなみに映画の公式サイトはこちらです→映画公式サイト
なんと悪女“小夜子”を大竹しのぶさんが演じるとは!びっくりしました!!


★か行 - その他の作家 -
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