読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
<< 伊岡瞬 『いつか、虹の向こうへ』 main 中山七里 『月光のスティグマ』 >>
薬丸岳 『誓約』


*あらすじ*
一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。

捨てたはずの過去から届いた一通の手紙が、封印した私の記憶を甦らせるーー。
十五年前、アルバイト先の客だった落合に誘われ、レストランバーの共同経営者となった向井。信用できる相棒と築き上げた自分の城。愛する妻と娘との、つつましくも穏やかな生活。だが、一通の手紙が、かつて封印した記憶を甦らせようとしていた。「あの男たちは刑務所から出ています」。便箋には、それだけが書かれていた。

*感想*
『一度罪を犯した人間は、幸せになってはいけませんか。』
と帯やあらすじに書かれています。
それだけを読むと、
「たった一度でも過ちを犯してしまったら、その人はもう幸せになる権利がないのだろうか?」と読めるかと思いますが(私はそう読み取りました)、本書はそんな単純で綺麗ごとの話ではなく、

『罪を犯し続けてきた人間が、それまでの罪を清算するために、数年後にとある人物2人を殺害すると約束した―。約束を交わしてから数年過ぎてもその誓約は守らなければなりませんか。』
という物語でした。

なので、若い頃に散々悪事を働き、とうとうヤクザから追われる身となったために、新しい顔と新しい戸籍を手に入れ、その代償に数年後とある人間を殺害する約束したという本書の主人公は、厳しい書き方をしれば“自業自得”の物語だったと思います唖然 しかも「たった1度の過ち」ではなくて「散々悪事を働いてきた結果」ですからね汗

「幸せになる権利」云々を差し置いておけば、本書はスリルを楽しめる素晴らしいミステリーだったと思いますぴかぴか主人公が数年後にとある人物を殺害すると約束した相手は既に他界しているはずなのに、どっかの誰かが主人公にその誓約を実行するように促し、さらには主人公の生活までも見張られるようになり…と、その黒幕が気になりほぼ一気読みしちゃいましたラブ

登場人物が多くない物語なので、主人公を追い詰める犯人がラストで判明してもさほど驚きはないのですが、その犯人が主人公に執拗にまとわりつく理由がちゃんと綴られていたので、読後感も良かったでするんるん 私には15年は長すぎたと思いますが(笑)あ、ネタバレだ(笑)イヒヒ

ハラハラドキドキスリルのある小説なので、まったり気分から抜け出したい方は是非読んでみてね〜桜


  ├ 薬丸岳 -
スポンサーサイト


- -
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
Category
Profile
Archives
Comment
Search
Mobile
qrcode
Sponsored Links