読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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加藤シゲアキ 『Burn−バーン―』


*あらすじ*
機械のようにさめきった天才子役・レイジが出会ったのは、魔法使いのようなホームレスと愛に満ちた気さくなドラッグクイーン。人生を謳歌する彼らに触れ、レイジは人間らしい心を取り戻し、いつしか家族のようにお互いを慈しむようになる。だが幸せな時は無慈悲で冷酷な力によって破られ、レイジはただひとつの居場所であった宮下公園から引き離されてしまう―家族、愛の意味を問う、熱情溢れる青春小説!

*感想*
NEWSの加藤シゲアキくんの3作目となる最新作が登場桜
本作も無理な背伸びがなく、しかし確実に前作を上回る出来栄えで面白かったですぴかぴか

『かつて天才子役と呼ばれていたレイジは、30歳を迎え脚本家として活躍していたのだが、子役時代の20年前の記憶を無くしていた… 20年前レイジに何があったのか… 10歳時の回想と、30歳のレイジの心情が交差する…』
という青春物語の本書。
どこからどう読んでも美輪明宏さんとしか思えない女装男性口紅や、ホームレスというインパクトのある人たちが出てくるのですが、主人公のレイジはもちろんのこと、登場人物皆の心情描写が繊細で、しかし簡潔でわかりやすく、その世界観にすんなり入り込めましたわーい

中編小説なので、それぞれの登場人物たちのセリフは本当に少ないのに、登場人物たちそれぞれの想いがとにかくすっごくよく伝わってきた著者の文章力は本当に素晴らしかったわラブ
30歳のレイジが置かれている社会的立場、10歳のレイジが受けているイジメとそれに関わる子供達の残酷さ、そして私が一番印象に残ったのが、後半のドラマプロデューサーに歯向かうレイジの姿です。レイジに演技変更を求めるプロデューサーのセリフがとても優しくて、天才子役と呼ばれているレイジを尊重しつつも変更を求め、そしてそれに歯向かうレイジ… そのレイジの言動はただの思春期だからというだけでなく、徳さんとローズがどれほどの影響力を持っていたのかを証明するもので、とてもリアリティがあって良かったです。

過去の記憶を挟み込む時系技、少年と大人の感情を同時に読ませる文章、最後にちょこっとだけ登場する前作からの伏線、小説を構成するこれらの内容全て良い塩梅で組み込まれ読みやすかったね!

加藤くん、アイドル活動も忙しいかと思いますが4作目も楽しみにしていま〜すぴかぴか


  ├ 加藤シゲアキ -
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