読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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伊坂幸太郎 『首折り男のための協奏曲』


*あらすじ*
首折り男は首を折り、黒澤は物を盗み、小説家は物語を紡ぎ、あなたはこの本を貪り読む。胸元えぐる豪速球から消える魔球まで、出し惜しみなく投じられた「ネタ」の数々! 「首折り男」に驚嘆し、「恋」に惑って「怪談」に震え「合コン」では泣き笑い。黒澤を「悪意」が襲い、「クワガタ」は覗き見され、父は子のため「復讐者」になる。技巧と趣向が奇跡的に融合した七つの物語を収める、贅沢すぎる連作集。

*感想*
遊び心と伊坂節の詰まった短編集でしたかわいいポッ
各話のあらすじはこんな感じ↓

『首折り男の周辺』 首を折られて死亡する事件が多発。その犯人に間違われた男とその周辺の話。
『濡れ衣の話』 殺人を犯した男と、刑事と思われる男とのやりとりを描いた話。
『僕の舟』 とある老婆が、自身の過去の恋愛相手を黒澤に調査依頼した話。
『人間らしく』 クワガタの飼育と子供のいじめ問題を関連付けて描いた話。
『月曜日から逃げろ』 黒澤がとあるテレビプロデューサーに弱みを握られる話。
『相談役の話』 学生時代の知人の会社で不審死が連発していることを聞く話。
『合コンの話』 男女6人の言動と心の中の本音が描かれる話。

登場人物が軽くリンクしているので2度読みすると更に面白い作りになっています上向き 例えば『首折り男…』で登場する“疑う夫婦”が『僕の船』に出てくる老夫婦だったり、『濡れ衣の話』で刑事かと思ってた人が『首折り…』の大藪だったりねわーい
でも「連作集」とよぶ程には作品をまたいでガッツリ伏線が張られていたり、明らかなる連作(短編だけれど長編風)にはなっていないので、基本的には個々の短編として読むほうがいいかもしれません。

どの話も個性があって面白かったのですが、私が一番気に入ったのは『月曜日から逃げろ』ですラブ これは久々に「くぅ〜!やられた!」と嬉しい悲鳴をあげ、小説でもこういうトリックが使えるのかー!!と度胆を抜かされました。しかも伊坂作品にお馴染みの黒澤が主人公なので、過去の黒澤が登場する作品を読まれた方なら楽しさ2倍間違いなしだと思います。(まだない方は是非とも『ラッシュライフ』から読んでみてね)。あと『相談役の話』は伊坂さんでもホラーおばけって書くんだ!?とちょっと驚く位に普通にホラーな話で印象に残りました楽しい

『首折り男の周辺』と『合コンの話』は、以前Story Seller 1&2にそれぞれ収録されていたので読んだことがあったのですが、何度読んでも面白かったし、その他の収録作品も良かったので読んで良かった1冊でした。伊坂ファンには軽く、でもしっかり楽しめる1冊だと思いますよ〜ラブラブラブ


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