読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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百田尚樹 『海賊とよばれた男』


*あらすじ*
「ならん、ひとりの馘首もならん!」--異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは--出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション・ノベル。2013年本屋大賞1位

*感想*
体が震える程に深い感動と感銘を受けた作品でした悲しい
今まで600作品近い本を読んできましたが、本作品程に読後放心状態になった作品はありません。計り知れぬ懐の深さとスケールの大きい視野を持ち、そして日本の未来の繁栄を願い止まなかった男、国岡鐡造。本書で語られる鐡造の波乱万丈な一生がフィクションであっても素晴らしい物語なのですが、それが実在した出光興産創業者である出光左三さんを描いた実話だったということで、本当に沢山の勇気をもらい、そして現代に生きる私たちも日本の更なる発展を考えるべきなのではないかと思った、傑作中の傑作作品でした王冠2

「出光興産株式会社」と聞くと皆さんは一番に何を思い浮かべますか? 私はズバリ「題名のない音楽会」ですイヒヒ(笑)もしくはやっぱり「ガソリン」かな。と、まぁ、今や知らぬ人がいない大企業であり、平和な1企業なのですが、その過去はとても波乱に満ちたものでした。本書ではその創業者(出光左三)の学生時代から95年の生涯を終えるまでを、登場人物たちの名前は変えているものの、実話に沿って描いています。
もうそれが本当に読んでいて息が詰まり胸が痛くなるほどに、やるせない多くの事件が国岡商店を襲うんですよ悲しい。なぜやるせないのかというと、その「敵」とは、戦後日本の復興・自立・そして繁栄を考えずに、目先の欲や権利に惑わされている同じ日本人たちだったからなのです。
しかし幾度となく窮地に立たされながらも鐡造は会社を大きくさせることに成功していきます。それは「たとえ九十九人の馬鹿がいても、正義を貫く男がひとりいれば、けっして間違った世の中にはならない。」という鐡造の言葉通りに…。

日本人が忘れかけている「勇気」「誇り」「闘志」そして「義」の心を持った男たちの姿を余すことなく書き切った本書、絶対に絶対に一読の価値ありです!!ぴかぴかぴかぴか
『石油の一滴は血の一滴』
『石油のために戦争を始めて、石油がなくて戦いに敗れ、今度は石油によって支配される』

そんな時代と国岡商店(出光興産)の歴史を是非読んでみて下さい。お願いだから読んでください。本当に胸が痛く、そして熱くなる作品なんです。こんな素晴らしい本を世に送り出してくれた百田さんありがとう!!そして今の日本を作ってくれた出光左三さんありがとう!!

ちなみに2014年7月16日に文庫本で販売開始しますよ〜ラブ 文庫はお得だねラブ


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