読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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真梨幸子 『殺人鬼フジコの衝動 【限定版】 』

*あらすじ*
一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生は、いつしか狂い始めた。人生は、薔薇色のお菓子のよう…。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか?あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する!
【限定版】特典として、次作『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』への序章となる書き下ろし別冊『私は、フジコ』付き!

*感想*
『いやミス』(人間の本質を突く嫌なミステリー)というジャンルがあることを初めてしりました。確かに本書は『いやミス』でしたね〜。しかし私はこの『いやミス』というジャンル嫌いじゃないですよ、むしろ好きな方かもあっかんべー

母親による虐待、クラスメートによる虐め、家族が惨殺されるという苦難を乗り越えてきたフジコ。やっとフジコも幸せな平穏な日々が過ごせるのかと思いきや、彼女自身も狂い始め、邪魔な人間を殺害していくという狂気な人生を歩んでしまう… という重くダークな話でした。
そしてこのフジコの一生を小説化させたのは、フジコの娘であり小説家でもある美也子。この美也子による「はしがき」と「あとがき」が素晴らしく、本書をよりリアリティのあるものに仕上げていて、翻弄・戦慄させられ、巻末に記載される「本作品はフィクションであり…」の文言を何度も自分を納得させるかのように読み返してしまいました。
それ程までに、本書には読者をのめり込ませる強い気迫がある小説だということでしょうぴかぴか

『いやミス』が嫌いでない方は是非とも読んでみてください!!
虐待と虐めの嫌な場面が多いですが、絶対に楽しめると思いますよ。そして自分の人生もじつは誰かに操られているのでは…?という恐怖心も同時に襲ってくるかもしれませんおばけ

限定版特典の『私は、フジコ』は起承転結はなく、単独ではあまり面白くないのですが、次作へ繋がる序章ということで、一層『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』を読むのが楽しみになりましたるんるん 
次作も近日読むぞー!


  ├ 真梨幸子 -
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