読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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伊坂幸太郎 『残り全部バケーション』

*あらすじ*
夫の浮気が原因で離婚する夫婦と、その一人娘。ひょんなことから、「家族解散前の思い出」として〈岡田〉と名乗る男とドライブすることに──(第一章「残り全部バケーション」)他、五章構成の連作集。

*感想*
2013年の年明けにぴったりの爽快感ある作品でしたぴかぴか
久々に私の好きな作風の伊坂作品で大満足です〜〜桜
「終末のフール」などが好きな方は絶対に好きですよ。本書も再読必須作品ですグッド

5つの短編が載っているのですが、伊坂さんらしく人物や内容が交錯していきます。キーマンとなるのは、車の当たり屋などを生業とする「岡田」と「溝口」。しかしいつもながら、悪役であるはずの彼らを憎むことはできず、このエンターテインメントの世界へとグイグイと引き込まれていきました。

各話も、「適番でいきなり友達をつくる」「虐待されている子供を救う」「誘拐途中に検問にあう」などなどバラエティーに富んでいて飽きないし、そうやってバラバラと思える話がどこかで繋がっていることにすごく面白さがあり良かったですラブ

そして伊坂作品で忘れてはいけないのが「軽快なやりとり」ですよね。
私はひとつ超ストライクだった箇所があるんですよ〜るんるん

第二章「タキオン作戦」のP64。
教授と呼ばれた年配の男は、若い男に質問する。「過去にタイムスリップができたとして、いつに戻りたいんだい」
「それならそうですね」と男はいった後、思わせぶりなほどたっぷりと無言の間を取り、まばたきを何度かやり、長い睫毛を目立たせると、科を作る素振りで、「教授に出会う前に戻りたいです」と言った。「こんな気持ちになってしまう前に」

もうこれは名文でしょう(爆笑)そして名演技でしょう!!
伊坂さん流石です!!これからもこういう作風を是非とも書いてほしいな〜
2013年最高の出だしになりました ありがとうてれちゃう


  ├ 伊坂幸太郎 -
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