読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
<< 沼田まほかる 『痺れる』 main 野沢尚 『リミット』 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています



- -
辻村深月 『ふちなしのかがみ』


*あらすじ*
この学校の花子さんは、音楽室から飛び降り自殺した少女の霊です。花子さんは階段に棲んでいて、一生懸命掃除すれば会うことができます。でも、彼女がくれる食べ物や飲み物を口にしてはいけません。嘘をついてもいけません。さもないと―。おまじないや占い、夢中で話した「学校の七不思議」、おそるおそる試した「コックリさん」。青春ミステリの旗手・辻村深月の新境地。懐かしくって怖い現代の怪談が、ついに文庫化。

*感想*
先日読んだ、沼田まほかる『痺れる』に引き続き、本書もホラーミステリー作品でした。寒い季節にも関わらず、ゾクゾクする作品を立て続けに読んでしまい、背筋が冷えたわ〜おばけ

まほかるさんの『痺れる』は人物描写による恐怖を感じたのですが、本書は幽霊やこっくりさんなどの、幽霊的なものが深く関わるホラーです。しかしただの心霊ホラーではなく、そこに人間の幻想・想像・妄想・願望などを交錯させ、そのうちに読者にも何が現実で真実かわからなくなってしまうという、良い意味で翻弄させられる良作でしたグッド

どの話も面白かったのですが、あえてここで一話に感想を書くならばラストの『八月の天変地異』かな。子供の残酷なところや浅はかなところなどの、小学生の心理描写は秀逸だし、そしてラストが切ないけれど腑に落ちるスッキリしたもので良かったです。この短編だけを読んだならば「道尾秀介作品ですか!?」と間違えてしまうテイスト&カラーかもね(昆虫が絡む所と切なさの演出を考えると)。シンジとキョウスケには一生の友達になってほしいですね〜わーい

あと、『おとうさん、したいがあるよ』は正直ラストの意味が理解できなかったのだけれど、文章の間合いやセリフが独特で私のツボにはまった作品でした桜
辻村さんも幅広い作風を書ける方なんですね〜ぴかぴか


  ├ 辻村深月 -
スポンサーサイト


- -
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>
Category
Profile
Archives
Comment
Search
Mobile
qrcode
Sponsored Links