読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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柚木裕子 『検事の本懐』

*あらすじ*
「私は事件を、まっとうに処分するだけです」
真実を追求する実直な佐方検事を描いた、傑作検察ミステリー連作集。
『樹を見る』県警上層部に渦巻く男の嫉妬が、連続放火事件に隠された真相を歪める。
『罪を押す』出所したばかりの累犯者が起した窃盗事件の、裏に隠された真実を抉る。
『恩を返す』同級生を襲った現役警官による卑劣な恐喝事件に、真っ向から対峙する。
『拳を握る』東京地検特捜部を舞台に“検察の正義”と“己の信義”の狭間でもがく。
『本懐を知る』横領弁護士の汚名をきてまで、恩義を守り抜いて死んだ男の真情を描く。

*感想*
本書が3冊目の単行本となる著者。本書で「柚木裕子さんの面白さは本物だ!」と実感しました。デビュー作の『臨床心理』は少々荒削りな感じを受けましたが、2作目の『最後の証人』は見事な法廷ミステリーを描いていたし、本書もその名の通り『検事の本懐』というものを繊細かつ骨太に描いていたと思います上向き

柚木さんは『最後の証人』でもそうだった様に、構成も内容もとても充実した面白さを描ける人ですね。構成として良かったのが、全話に登場する佐方検事が、各話によって役どころを「新米検事」「同級生の友人」「特捜部に呼ばれた精鋭」などと変えていた所でするんるん おかげで佐方検事の色々な顔を見ることができ、常に新鮮な気持ちで全話読めたし、とても魅力的な人だとも分かり良かったわ。内容としても、佐方検事の父親の話に上手い伏線が張られていてグッドでしたグッド

2012年4月9日に『しあわせなミステリー』というアンソロジーが宝島社から発売されるのですが、そちらに佐方検事シリーズの最新作「心を掬う」が収録されているそうなので、是非ともそちらも読んでみたいと思いますラブ
佐方シリーズはドラマ化もいけるんじゃないかと私は思うのですが、皆さんはどう思いますか!?


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