読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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曽根圭介 『図地反転』

* あらすじ*
総力を挙げた地取り捜査で集められた膨大な情報。そのなかから、浮かび上がった一人の男。目撃証言、前歴、異様な言動。すべての要素が、あいつをクロだと示している。捜査員たちは「最後の決め手」を欲していた―。
図地反転図形―図と地(背景)の間を知覚はさまよう。「ふたつの図」を同時に見ることはできない。ひとたび反転してしまったら、もう「元の図」を見ることはできない。

*感想*
立て続けに曽根圭介作品を読んでいますが、う〜ん…今回も『沈底魚』に引き続き、あまり引き込まれる作品ではありませんでした… あぁ「曽根圭介作品制覇するぞ!」宣言が虚しく感じられてきたわ。。。

図地反転、それは意識を変える事により、全く違った図形に見える絵のこと。本書の表紙にも「ルビンの盃」が載っていますが、これを「盃」と見るか、「向かい合う顔」と見るか、それは見る人によって変わります。本書のストーリーには、このトリックを上手に折り込んでいて、なかなか面白い題材だと感じました しかし題材は良くても、読者への“煽り”が私には物足りなかったと思います。驚愕の新事実が出るタイミングや、その時の文章、それらが淡々と描かれすぎているように読めました。
例えば、「望月にはもっと動かぬ証拠があったが、別の真犯人がいるかもしれない」という設定ぐらいの方が、読者としては「えええ〜〜〜!!じゃあ結局誰が犯人なのぉ〜〜!!」と翻弄されて楽しめたと思うんですよね。ちょっと望月の気の弱さと覇気のなさが、冤罪にされてしまっても仕方がない風体に見えてしまい、図地反転した時の驚きを得ることが出来ませんでした

あと、できたらもっと分かりやすいラストだと良かったな。。。
結局その後はどうなったのか気になります。。。



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