読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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有川浩 『ヒア・カムズ・ザ・サン』

*あらすじ*
『真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた…。』

わずか7行のあらすじから誕生した二つの小説。大切な人への想いが、時間と距離を超え、人と人とを繋げていく。有川浩meets演劇集団キャラメルボックス。小説×演劇の全く新しいクロスオーバーから生まれた物語の光。

*感想*
演劇集団キャラメルボックスの公演パンフレットに書かれた7行のあらすじを元に、脚本家が舞台版の話を、そして有川浩が小説版を執筆する!という面白い企画から出来上がった本です。
本書には2話収録されていて、「ヒア・カムズ・ザ・サン」は有川浩の完全オリジナル、「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」は上演された舞台に得て執筆されたものとのこと。

両話それぞれ良かったのですが、私は有川浩のオリジナル版(Parallelではない方)がタッチの差で気に入りました 出版社の編集部が舞台になっていることから、作家と編集者の気質や資質、そして関係性が書かれていたからです。やはり読書をこよなく愛する者としては、作家と編集者って憧れの職業なんですよね そして出来ることなら、私自身も“作り手側”になりたい!という願望もありますし。。。しかし私には作家に絶対必須の『何か』が足りない…と常日頃思っていました。そしてその『何か』が、この「ヒア・カムズ・ザ・サン」を読んでやっと具体的に分かったんです

それは…
『作家という人種は、感情の量が普通の人より圧倒的に多く強い。』
というものでした。。

語彙力・文章力が無いのは、このブログを書く度に痛感していたのですが、そう、私は感情の振り幅が少ないんですよね。多分人並みか、それ以下だと思います。長年「感情を一定に保つことが美徳」として生活してきた結果でしょう。

っと… なんだか私事の内容が長くなってしまいましたね すみません もっと読書感想を書きましょうね。

本書の読ませどころは「同僚カオルの父の秘密」だと思うのですが、その内容は両話共に切なくてジ〜ンときました。そこに真也の特殊能力がバランス良く絡み合っても、ファンタジーになりすぎてなくてとても良かったです。また、編集長をはじめとする脇役メンバーのキャラも立っていて、さすが“自称キャラ読みしかできない”の有川さんらしい書き方でした

本書は本書で話が完結しているのですが、欲を言えば舞台で上演された内容が非常に気になります…。7行のあらすじから、そしてParallelの人物配置で演劇集団キャラメルボックスはどの様な劇を上演したのかしら

 


  ├ 有川浩 -
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