読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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桐野夏生 『緑の毒』

*あらすじ*
「川辺クリニック」の院長である川辺康之は、救命救急医と浮気する妻に対して、強い嫉妬を抱いていた。そして妻が浮気相手と逢い引きする水曜の夜、川辺の邪悪な心は限界に達し、独り暮らしで睡眠中の女性を狙ったレイプを繰り返し…。


*感想*
人間の邪悪な心と嫉妬が描かれた、桐野さんらしい作品でした
しかし300ページ弱の物語の中に、何人もの登場人物がいるため、個々に描かれる醜さに粘りが少なくなってしまい、私としては少々物足りなさを感じました 桐野さんなら500ページ位のボリュームで、ダラダラと「これでもか!」って程に、登場人物たちの暗〜く重〜いエピソードを書き込んでも、絶対に面白かったと私は思うなまぁ、そんなに毎度長編ばかり書いてはいられないか

章によって主人公が替わり、それぞれの「嫉妬」が綴られるのですが、その深みが各話ほぼ均等な具合に描かれていて、一冊の本にした時に非常にバランスの良いものになっていました。これがプロの仕事ってことなのかな ただ、「ピーフラ会」のゆうべについては、新たなる登場人物が4人も登場してくる割には、サラっと終わってしまい残念だったわ。もっと修羅場化してほしかったな〜(私って悪趣味なのかな

いつも通りの桐野作品って感じですが、メイン主人公:川辺のお洒落な服装描写は今までにない綴りで、読んでいて楽しかったです
桐野さんの「重さ」が苦手な人には、オススメな一冊ですね



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