読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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東野圭吾 『真夏の方程式』

*あらすじ*
「海底熱水鉱床資源」の技術開発候補地に選ばれた、美しい海辺の街“玻璃ヶ浦”。湯川はそこに物理学者として呼ばれ、そしてまた一人の少年も夏休みを親戚の旅館で過ごすために訪れていた。
ある夜堤防の下で一人の男性の死体が発見される。それは事故か殺人か…。積極的に事件に関わろうとする湯川は、一体何に気づいてしまったのか。。。


*感想*
東野圭吾らしい、優しくて切ない人間ドラマを描きつつも、しっかりトリックも組み込まれているミステリー作品でした

ガリレオシリーズの長編作としては3作目になる本書。湯川先生が益々人間臭くなっていて良かったです  特に過去の作品中で「子供は論理的でないから嫌いだ」と豪語していたはずの湯川先生が、本書では小学5年生の少年と多く絡み、しかもその接し方がいつものクールさを残しつつも、とても紳士的だったところに好感を持てました。私も湯川先生に勉強をみてもらいたいなぁ〜 ってなんか大人の私が書くと下心があるみたいですね

一人の男性が死亡したトリックには、さほど高度な物理的トリックを用いていなかったのですが、少年に夕飯の紙鍋を通して物理を教えたり、環境保護に努める成実に「環境保護と海底資源開発について、同等の知識と経験を有してこそ説得力がある」と話す場面で、ガリレオシリーズらしいハードな面が描かれていて面白かったです。そういう物理学的・論理的な話がないと、ただの人情ドラマで終わってしまいますからね。

本作の名文を1つ挙げるとしたら、それは湯川が草薙に言った
「今回の事件の決着を誤れば、ある人物の人生が大きくねじ曲げられてしまうおそれがある。そんなことは、何としても避けねばならない」
だと私は思いました。今回いつもよりも熱い湯川先生が見れたのは、この結末があってこそだたのだな、っと。
シリーズ最高傑作かどうかは個人の判断によると思いますが、本作も期待通りの面白さでしたよ〜



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