読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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堂場瞬一 『チーム』


*あらすじ*
誰のために、何を背負って、俺たちは襷をつなぐのか――。
母校代表としての箱根駅伝出場を逃した「敗れた強者」たちで構成される、<学連選抜>チームが挑む二日間、東京~箱根間往復217.9kmの苦闘と激走を描く! 俊英が迫真の筆致で書き下ろした、入魂の長編駅伝小説!


*感想*
お正月といえば箱根駅伝!!
そして今年、2011年の箱根駅伝も熱かったですね〜
東洋大の3連覇なるか!?18年振りに早稲田が優勝するのか!?そしてシード権は!!??
見所満載で目が離せませんでした。


箱根駅伝が舞台の小説といえば、無名大学が箱根駅伝に挑む姿を描いた三浦しをんの『風が強く吹いている』が有名ですが、本書の主人公はなんと「関東学連選抜チーム」だというから驚きましたね
確かに以前から学連選抜チームという存在は私自身も気になっていたんです。予選会で個人成績が良かったにも関らず大学として出場できなかったメンバーを集めたチーム。一見個人成績の良いドリームチームの様に思えるのですが、やはり箱根では上位に食い込むことが難しいのですよね… 本書ではその辺の謎とか、学連選抜の意義とかを知ることができるのかもしれない とワクワクして読みました。


本書は予選会から箱根駅伝直前までを描いた第1部、箱根駅伝レース中を描いた第2部、から成り立っています。第1部は学連選抜に選ばれた選手達の意思統一の難しさが書かれているのですが、ランナーとしての卓越した実力を持っているが協調性のない選手がいたり、本番のレースに自分が走る事はないとあきらめている選手がいたり、そして有望視されていた選手の直前での故障…と、ベタな内容でした。 しかしやはりメインは第2部でした!そんな不協和音の漂う中迎えた箱根駅伝当日、学連選抜チームはどんな走りを見せてくれるのかドキドキハラハラしながら一気に第2部を読みきってしまいました。ランナー達の心理描写が細かく、そしてコースのポイントが詳細に伝えられ、アナウンサーの実況を常に聞いているような臨場感を味わえました。ただし1つだけ残念だったのが3区4区6区7区8区のレース内容が描かれていなかった事です。3・4・7・8区は読ませどころが少ないから仕方がなかったのかもしれないけれど、6区の山下りは是非とも読みたかったなぁ。。。長い長い下り坂を走ってきた後だと平地が上り坂の如く辛く感じるという話を、どの様に小説中に描写するの読んでみたかったです。


「我が大学の襷をつなぐ」「目指すは優勝、最低でもシード権獲得」という重荷がない学連選抜チームだけれど、選抜チームの選手達が抱く矜持を感じた熱い1冊でした。来年からは是非とももっと学連選抜チームを応援したいと思います


 



★た行 - その他の作家 -
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