読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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湊かなえ 『夜行観覧車』


*あらすじ*
父親が被害者で母親が加害者--。高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。


*感想*
「家庭崩壊」「家庭内殺人事件」が他人事には思えなくなる程の描写力がある秀作でした
確実に過去の作品よりも人物に深みが増していて、湊さんがパワーアップしているのをヒシヒシと感じたわ


舞台は高級住宅地「ひばりヶ丘」に住む2家庭『高橋家』『遠藤家』。
高橋家は医師の父、美しい母、エリート学校に通う子供達と、一見何もトラブルのない家族と思われる一家だった。一方遠藤家には中学受験に失敗し、学校でも居場所がない事から癇癪を頻繁に起こし、いつか遠藤家で何か起きてしまうのでは…と思われる家庭。
しかし「家庭内殺人事件」が起きたのは、『高橋家』だった。


『高橋家』『遠藤家』そして『小島さと子』という3つの視点から徐々にあきらかになる、事件当時の全貌と、それぞれの家庭の事情にとても読み応えがありました。家族の構成員は、父・母・子とそれぞれ同じにも関らず、嫉妬・見栄・エゴなどから、家庭内に歪みが生じてきてしまう現実。子育てをしている者としては「明日は我が身」と、恐怖心を抱きました
家庭円満のありがたさを再認識し、そしてこれからも大切にしていかないとね


今回読みどころの一つに、女性達の人物描写があるのですが、脇役の“志保”(彩花のクラスメート)や“明里(良幸の彼女)までも非常に醜く描ききっているので、是非その辺もじっくりと読んでください!彼らの自分勝手さに憤りを感じつつも、とても手の込んだ小説に感じると思いますよ〜

 



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