読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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『Story Seller』


* あらすじ*
これぞ「物語」のドリームチーム。日本のエンターテインメント界を代表する7人が、読み切り小説で競演!短編並の長さで読み応えは長編並、という作品がズラリと並びました。まさに永久保存版アンソロジー。どこから読んでも、極上の読書体験が待つことをお約束します。お気に入りの作家から読むも良し、新しい出会いを探すも良し。著作リストも完備して、新規開拓の入門書としても最適。


◆収録作品◆
伊坂幸太郎 「首折り男の周辺」
近藤史恵   「プロトンの中の孤独」
有川浩     「ストーリー・セラー」
米澤穂信   「玉野五十鈴の誉れ」
佐藤友哉   「333のテッペン」
道尾秀介   「光の箱」
本多孝好   「ここじゃない場所」


*感想*
伊坂幸太郎・道尾秀介は、元から好きな作家であり、期待通りの秀作でした(★4つ!)。故に、この2作が面白いのは当然の事として、ここでは違う作品についての感想を綴らせて頂こうと思います♪



今回、予想外にハマり、面白かったのは、近藤史恵『プロトンの中の孤独』と、有川浩『ストーリー・セラー』でした。


近藤史恵の代表作といえば、自転車ロードレースを描いた『サクリファイス』(大藪春彦賞受賞)と、名前は知っていたのですが、失礼ながら“読まず嫌い”をしていました。私には、自転車ロードレースというものが身近なスポーツに感じられず、敬遠してしまっていたのです…。しかし、偶然にも本書でロードレースを舞台とした短編、『プロトンの中の孤独』と出会い、読んでみたら…大変面白かったですd(≧▽≦*)!! 自転車ロードレースという競技を全く知らなくても、競技の過酷さや、レースの駆け引きが、臨場感溢れる描写で書かれ、読んでいてドキドキハラハラ楽しめました。短編なのが惜しい位に面白かったので、長編の『サクリファイス』を是非とも読んでみたいと思いました。


そして、有川浩といえば、これまた誰もが知っている『図書館シリーズ』の著者なのですが、こちらも私は“読まず嫌い”をしてしまっていました…。正確には、図書館シリーズを少し読んだのですが、私には合わず、途中棄権をして以来、有川さんを敬遠していました。 しかし今回、本書掲載の『ストーリー・セラー』を読み、有川さんの世界観に没頭させられ、彼女の作風を少し理解できた気がします。物語の前半は、無理矢理キスされるシーンがあったり、会話中心に場面が展開していったりと、ライトノベルのタッチになっていて、「私には読めないかも!」という思いが過ぎったのですが、そこを超えると、人間関係の難しさや、夫婦愛をヒシヒシと感じ、最後は涙が溢れてしまいました。有川さんの作品は、言葉をストレートに受け取り、感じなければいけない作品なのですね。有川作品の読み方が分かったので、途中で読むのを止めてしまった図書館シリーズを、再挑戦したいと思いました!


本書のおかげで、勝手に自分には合わないと思い込んでいた作家がそうではないのかもしれない、と思い直すいいキッカケができました やはり時々アンソロジーを読んで、作家と作品の新境地を開くのも大切ですね〜


 



★アンソロジー -
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