読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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小川糸 『食堂かたつむり』


★★★★☆


*あらすじ*
母親との折り合いが悪く、家を飛び出し都会に出た倫子。10年後、倫子は衝撃的な失恋をキッカケに、故郷に戻り実家の離れで食堂を始める。『食堂かたつむり』と名付けられたその店は、お客様それぞれに合ったメニューを作るというスタイルで、段々と評判になってゆく。しかし倫子と母親の溝はなかなか埋まることはなく…


*感想*
『食堂かたつむり』のオーナーシェフ、倫子が一所懸命に他人を思いやり、その人の為にお料理を作り、心を通わせていこうとする話でした。読んでいてとても温かくて優しい気持ちになりました。


母親と倫子の親子関係については、最後にホロっとくる場面もあり、よくまとまった面白いストーリーでした。しかし、ストーリーも去ることながら、日々夕食の献立に頭を悩ませている主婦の私としては、料理に関する記述が非常に多いことが、とても魅力的でした。


気になった料理に関する記述は…
・ りんごのぬか漬け(ぜひ食べてみたい!)
・ 羊は脂の融点が低いので、後味がさっぱりする(羊肉ってあまりさっぱりしているイメージがないのだけどな…。今度はもっと後味を意識して食べてみようっと!)
・ 魚の生臭さを取るために、歯磨き粉+重曹を混ぜて手を洗う(そんな技知らなかった!)


さらに状況描写でも
「卵の白身をメレンゲしたみたいに、なんだか気持ちがふんわりしている」
などと、食材を絡めた書き方をしていて、文章へのこだわりを感じました。


読後に、きっと誰もが「“食堂かたつむり”に行ってみたいな〜」と思うことでしょう。



  ├ 小川糸 -
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