読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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新津きよみ 『生死不明』


★★☆☆☆


*あらすじ*(「BOOK」データベースより)
「あなた、帰ってこないで」―池畑弘子の夫が行方不明になってからもうすぐ三年。生活のために開いた書道教室も軌道に乗り、彼女には好きな男性も現れた。そんなある日、彼女のもとに「ご主人は生きています」という匿名の手紙が届いた。あと数日で裁判所に離婚の訴えを提起できるのに…。夫の知られざる過去が暴かれていく中で、彼女に幸せは訪れるのか!?女と男の真実と闇を描く長篇ミステリー。


*感想*


民法七百七十条一項三号
配偶者の生死が三年以上明らかでないとき、裁判所に離婚の訴を提起することができる。


あなたなら、もし急に配偶者が行方不明になり3年が過ぎようとしていたらどうしますか?配偶者不在でも籍を入れたままにしておきますか?
私なら… うーん、きっと離婚の申請はしないだろうな。今の私にとって夫は本当に大切な人なので(ヾ(-д-;)おいおい…ノロケかい) 3年不在だった位で離婚するなんて考えられません。むしろ死体を確認するまで生存を期待し、待ち続けるのではないかな?


という具合に、「私だったらどうするだろう?」と考えさせられた本書の内容はなかなか興味を惹かれました。が、しかし!ストーリー展開と人間関係の構図がイマイチでした。。。
まず気になったのが、主人公・弘子と彼女の好きな男性(馬淵信久)との曖昧な関係。馬淵信久にはっきり愛の告白をされた訳でもないのに、行方不明の夫との離婚を前向きに手続きしようと思う弘子の心情が全く理解できませんでした。それは弘子と信久の距離感を表現する情景描写が余りに少なかったからだと思います。他にも、図書館の本が自宅にある理由や、それらの本を持ち出すことになった経緯や心情を読者が納得できる様に書かれていたとは到底思えませんでした。新津きよみさんは、登場人物のキャラクターや人間関係に深みを持たせる文章が少ないし下手だと思います。よって、登場人物達の心情は薄っぺらなものになり、そしてなによりも人間関係相関図が非常に安易なものになってしまったのではないでしょうか。


とりあえずもう1冊くらい新津さんの本を読んでみようと思いますが、私は好きになれない作家かもしれないな…

 



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