読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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新堂冬樹 『誰よりもつよく抱きしめて』


 ★★★☆☆

*あらすじ*(「BOOK」データベースより)
水島月菜と夫・良城は結婚八年目。表向きは仲睦まじく見える二人だが、実は大きな悩みを抱えていた。強迫的な潔癖症を患い、夫は月菜に直に触れることさえできないのだ。ある日、月菜は書店を訪れた青年・克麻と知り合う。少しずつ克麻に惹かれていくのを自覚する月菜。しかし、彼もまた、深刻な悩みを抱えていた…。
 

* 感想*
夫婦愛について描いた話なので、きっと独身の方には面白くない作品だと思います。私、個人としてはなかなか面白かったのですが…

愛し合っている夫婦なのに、「潔癖症」という病のせいで離れていく二人の心… これは「認知症」、「借金癖」、「DV」などの違う病にも置き換えられる事柄だと思いました。
本編の主人公、月菜は親友に「そんな旦那とは今すぐ離婚するべきだ」と何度も言われるのですが、月菜はどんなにスキンシップがなく寂しい夫婦関係に陥っていても離婚しようとはしません。この姿勢に、夫の借金や暴力に悩む私の友人達を思い出しました。第三者から見れば「そんなダメ夫とは離婚すべき!」と強く思うのに、当事者である月菜や私の友人達は「でも、この病気を克服するために一緒に戦ってあげたいの… 云々」と言い分があったり、とにかくそこには夫婦二人にしかわからない絆があるんですよね。

そして月菜の女性としての強さにも惹かれるものがありました。月菜の前に現れた一人の素敵な青年、克麻。彼はやはり月菜の精神的・肉体的欲求不満のはけ口になってしまうのだろうか…? たとえ月菜が克麻と不倫関係に陥ろうとも、月菜の夫との関係が不憫すぎて責める事はできないなと思っていたのですが、月菜のとった行動はとても私に「私も月菜の様な女性になりたい」と思わせる力強い決断で良かったと思いました。



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