読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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森絵都 『カラフル』



★★★☆☆

*あらすじ*
「おめでとうございます、抽選にあたりました!」。
死んだはずの「ぼく」の魂にむかって天使が言った。
そうして、ぼくは「小林真」という自殺したばかりの14歳の少年の体に乗り移り、自分が前世で犯した悪事を思い出さなくてはならなくなった。

*感想*
生きるということを中学生の目線から描き、自分を大切にしようというメッセージが深く入っている作品でした。真が生き返ったシーンで見せる両親の喜びや、だんだん“真の自殺は間違いだった”と読者に読み取らせていく内容は、小中学生達に是非読んでもらいたいですね。私はラッキーな事に、真の様に自殺を考える程に家族関係や友人関係で悩まされたことはないのですが、唯一「この本を中学生時代に読んでいたら、私は変わったかも」と思ったのが、「両親だって一生懸命に生きている」というのが伝わってきた事。本書中に両親が真と正面から向き合うべく語りかけるシーンがあるのですが、その両親の話の内容がとても心に沁みました。両親だって悩みながら生きているように、真だって、誰だって悩みながら、それでも自分を信じて生きていかなければならないのだと。

十人十色という意味でカラフルと名付けたのか、自分の人生を鮮やか(カラフル)に染めることができるのは自身だけなのだ、という意味なのか、題名もとても素敵な作品だと感じました。


  ├ 森絵都 -
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