読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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東野圭吾 『ダイイング・アイ』


★★★☆☆

*あらすじ*
何者かに背後から襲われ、病院で目を覚ました雨村慎介は自分の記憶の一部か喪失している事に気が付く。それは以前自分が交通事故を起こしてしまったという過去だった。事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。
しかも、関係者達が徐々に怪しい動きを見せ始め……。 真実は何なのか?そして瑠璃子と名乗る怪しい女性は一体誰なのか…。

*感想*
驚いた! とにかく驚いた! 今回の東野圭吾はちょっと違った!

何に驚き、どういう風に東野さんが今回は違うのかというと…
『官能シーン』が多かったんです!! (`□´/)/ ナニィィイイイ!!

今までの作品中にも、何度かはそういう男女のシーンや、強姦のシーンがある作品もあったのですが、今回ほどに生々しく情景を描写している作品はなかったので、今回の濃厚な描写にはかなり度肝を抜かれました。しかも今回のその描写は“ロマンティック路線”ではなくて、バリバリ“官能小説路線”だったので、私にはちょっと卑俗にすら感じました。。。 
作家も作風に変化をつけたりして幅を広げないと読者に飽きられてしまうだろうから、いろいろ新境地に挑戦しなければならないのだろうけれど、東野ファンは今回の様な描写は東野さんに期待していないと私は思ったのですが、皆さんはどう思ったのだろう? ただ、やっぱり官能的なシーンでも東野さんの書く文章は非常に読みやすくサラサラと流れるように活字を追う事ができたので、「東野さんが今まで官能シーンを描かなかったのは決して“描けない”からではない」という実力を感じました。

ストーリーは主人公が記憶喪失になるという事で、過去の作品にあった「記憶の改ざん」や「脳移植」のトリックがあるのかと邪推してしまい、読んでいて面白いのだけれどどこか新鮮味のない気がしてしまいました。そして今回の社会的メッセージは交通事故に関する事で、「死亡事故を起こした加害者への判決の甘さ」などが書かれてしたのだけれど、その辺のメッセージ性もちょっと弱かったと思います。

最近私が東野さんに期待をしすぎてしまっているのかしら。。。 他の作家が書いたのなら「普通に面白かった」と判定するであろう今作品も、東野さんならもっと面白く書けたのでは!?と勝手に思い、ついつい厳しい感想を書いてしまいます… スミマセン。


  ├ 東野圭吾 -
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