読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
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浅倉卓弥 『北緯四十三度の神話』


★★★☆☆

*あらすじ*(「BOOK」データベースより引用)
雪深い町で育った桜庭菜穂子、和貴子姉妹。姉の菜穂子は地元の大学に進学し、そのまま大学の助手を、妹・和貴子は東京の大学を卒業後、故郷に戻り、ラジオ局でDJをしている。姉が中学時代に淡い想いを抱いていたクラスメート・樫村と和貴子が婚約したことを発端に二人の心の溝は広がっていったが―。雪国を舞台に姉妹の心の成長と和解を描いた感動の物語。

*感想*
姉妹のすれ違い・嫉妬・そして心の溝を描いた作品で、実際に姉がいる私には理解し易い作品でした。

妹の職業はラジオのDJで、リスナーからの葉書で「家族への不満、やり場のない思い」について書かれたものを読むことになります。 その葉書への返事で妹は

「初めての嫉妬とか憎しみとかいうものは自分との距離が一定の範囲より近い人にしか決して向けられない」 

と答えます。 この答えには「なるほど」と思ったわ。 
私には、今では一緒に海外旅行に行くほど仲良しな姉が居るのですが、私達姉妹が成人するまではそれはそれは仲の悪いケンカの絶えない姉妹だったんですよ、まだ記憶がおぼろげな幼稚園の頃からもう既に姉による妹虐待は始まっていて、何故あんなに姉は私に対してイジワルな事ばかりをしたのか、今では不思議で仕方がありませんでした。しかし、この本で姉妹の感情について客観的に読んだら、きっと姉はあの幼少の頃に嫉妬や憎しみなどの感情を知らずのうちに学んでいて、まだ自分自身で整理しきれない心の複雑さを妹の私にぶつけてしまっていたのかな、っとちょっと理解できた気がしました。
似ているようで、やはり違う姉妹。友の様で、でもライバルの様で、でも結局はやはり一番身近に居る家族でね…。 

その他にも、妹のDJの内容はとても面白く、そして新発想な考え方をお話していて面白かったです。
最近はめっきりラジオを聴かない生活になってしまったけれど、「そうそう、これがラジオの面白さだよな!」と、姉妹ケンカを含め、いろいろ淡い気持ちにさせてくれたお話でした


  ├ 浅倉卓弥 -
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