読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
東川篤哉 『謎解きはディナーのあとで2』

* あらすじ*
2011年本屋大賞第1位を獲得し、ミリオンセラーとなった『謎解きはディナーのあとで』の第2弾が早くも刊行! 
毒舌執事と令嬢刑事が鮮やかに事件の真相を明らかにしてゆく短篇集。

*感想*
毒舌執事&令嬢刑事の活躍を描く、第2弾
前作同様テンポのいい会話と、風祭警部のミョーな存在感が満載の、本格ユーモアミステリでした。

本書には6話収録されていて、私が一番気に入ったのは第2話目の『殺しの際は帽子をお忘れなく』です。どの話にもボケ・ノリツッコミ・テンポの良い会話は登場してくるのですが、この話のおとぼけは秀逸で、一番ゲラゲラ笑ってしまいました
中でも一番ウケたのは、被害者に貢がされていた元カレの安田が言った「もちろん、後悔しました。車だけは売るんじゃなかった…と」って所。貢いでいた事を後悔する訳じゃないのね。まさしく『ウケる〜』でございますわ。他にも、米山自動車工場の社長と風祭警部の会話(風祭モータースの車が故障車として一番多く持ち込まれる)もかなり笑えたわ

この話は11月29日にテレビドラマとして放送されていたので私も見たのですが、内容がかなりアレンジされていて正直驚きました。50ページ程度の短編なので、1時間ドラマにするには多少のアレンジは必要でしょうが、まさか犯人まで変更してしまうとは…
おおっと! まだ本書を読んでいない方のために、具体的な犯人の話は伏せておきましょうね。




  ├ 東川篤哉 -
東川篤哉 『謎解きはディナーのあとで』

*あらすじ*
執事とお嬢様刑事が、6つの事件を名推理!
ミステリ界に新たなヒーロー誕生!? 主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、彼女と事件の話をするうちに真犯人を特定するのは、なんと執事の影山です。
影山は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様麗子のお抱え運転手で、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていきます。
本格ものの謎解きを満喫でき、ユーモアたっぷりのふたりの掛け合いが楽しい連作ミステリ。


*感想*
累計75万部を発行&全国の書店員が「一番売りたい本」を選ぶ2011年の「本屋大賞」にもノミネートされている本書、“流行の本には目がない”私も早速読みましたよ〜〜


確かに、これはかつてないスタイルの謎解きミステリー集で、話題になるのも納得しました。推理小説にはどうしても刑事がつきもので、刑事が出てくると「硬派」「重い雰囲気」な小説になりがちなんですよね しかし本書に登場するのは、「風祭モータース」の御曹司であるボンボン警部と、「宝生グループ」のお嬢さま刑事。さらに風祭警部のキャラが、自信満々に発言する割には的がずれている、いわゆる“ぶっ飛びキャラ”で笑えるし、とても軽い雰囲気になっていて読みやすかったわ キャラといえば、執事・影山の『毒舌』も冴えていて、お嬢さまとの掛け合いは毎度良い見せ場になっていたと思います。


ミステリーとしても、読者でもしっかり推理できる様に十分な情報が書き込まれていて、フェアな小説だったと思います。時々「これだけしかない情報量で、結末を推理するのは不可能でしょう」と思わず怒りたくなる様な推理小説もありますからね…


「どうしろってゆーのよ!」「〇〇だっつーの!」などの口語的文章の使用を文芸書では受け入れ難い方には、ただの漫画小説としか思えないかもしれませんが、たまにはこういう軽い短編推理小説も良いかもしれませんよ〜






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