読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
長岡弘樹 『教場2』


*あらすじ*
大ヒット警察学校小説、待望の続編!
怪物じみた切れ者刑事は、なぜ教官に転じたのか?君には、警察学校を辞めてもらう。“退校”宣告から執行までのタイムリミットは一週間。風間教場に編入された不運を呪いながら、己と闘え。大ヒット警察小説、新章突入!

*感想*
週刊文春「2013年ミステリー部門」第一位に輝き、2014年本屋大賞にもノミネートされ、警察小説に新機軸を打ち出したベストセラー、いよいよ続編登場!!

と編集担当者から推されている本書。たしかに『教場』は、それまで読んだことのない警察学校が舞台というミステリーでとても興味深く読ませてもらいましたるんるんなので続編の本書も迷いなく読みましたよ〜〜ぴかぴかぴかぴか

今回も6編からなる短編集で、もちろん舞台は警察学校、主人公は生徒たちです。生徒たちの授業の様子(日常)を通して謎が発生するので、警察学校がどの様なしくみになっているのかなどよくわかり、それだけでも楽しめました。ミステリーとしては、前作に比べると毒は少な目だった気がしましたがねイヒヒ

特に毒が薄めだと思ったのは第四話『敬慕』なのですが、でもね、これはこれで面白かったな〜。ざっくりあらすじをバラしてしまうと「色恋ものラブ」で、収録されている6作品中で、唯一女性が主人公の物語、というのを生かしたストーリー、視点、思考、オチ、でした。年下のアイドルに恋する身としては「枯れ専」の趣味は理解できなかったけれど、教場シリーズの一番の功労者である風間に少しは華を持たせるエピソードができて良かったのかも(笑)

事件現場での鉄則や、尋問のやり方などもちょいちょい出てきて「なるほど〜」と思えるので、ミステリー小説が好きな方も、日常であまり警察と関わりのない方、そして是非とも将来警察をめざしている人に読んでもらいたいですねポッ


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長岡弘樹 『波形の声』


*あらすじ*
小学校四年生の中尾文吾が自宅で襲われた。補助教員の谷村梢は文吾から、スーパーで教師の万引きを目撃したと聞いていた。だが襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。疑惑の目を向けられた梢は……。「日常の謎」を描く珠玉のミステリー集。

*感想*
短編トリックミステリー集でした読書
1編30〜50ページという短さの中に、ドラマとトリックを見事に書き切っていた著者の手腕は流石といえる良質なもので、サクサク読み進めることができたよ〜桜

長岡さんといえば『傍聞き』『教場』が代表作かと思うのですが、本書もそれらの2作品と基本的プロットが同じ作りになっています。なのでそれらの作品で長岡ファンになった方は本書必読ですよ!!今回も裏切らない面白さだと思いまするんるん そして本書にも色々な職業の方が登場します。
例えば「波形の声」→教師「わけありの街」→刑事「暗闇の蚊」→獣医「準備室」→村役場の公務員などなど。
そしてトリックも、科学的なものもあり、人情的なものもありと、バラエティーがあって楽しめましたぴかぴか しかも科学的トリックといっても、凝り過ぎてないトリックなので(手作りレコードやモスキート音)十代の子が読んでも楽しめるミステリー集になっていると思います あ、大人の方にも楽しめるのはもちろんのことねラッキー

人情絡みトリックも心にグッとくる良い内容なので、是非とも皆さん読んでみてね〜ポッ


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長岡弘樹 『教場』


*あらすじ*
「君には、警察学校を辞めてもらう」。
警察学校初任科第九十八期短期課程の教官となった風間の生徒たちへの態度は、他の教官とは全く違うものだった。風間に睨まれたら終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。風間学級の学生たちは無事に卒業できるのだろうか… 前代未聞の警察小説!

*感想*
警察学校を舞台に6編からなる連作短編集でした。
著者もインタビューで話されていますが、警察学校が舞台の小説は文芸書史上初なのではないかな!? というわけで私も、警察官たちが一体どのような教育や指導を受けて現場に立てるようになっていったのかを知る良い機会だと思い、楽しみに本書を読みましたぴかぴか

まず最初に言っておくと、本書は「警察官を夢見る青年たちの青春物語」では全くないですよ〜イヒヒ。その真逆的な、教官からのパワハラとも受け取れる高圧的な指導、心の底に渦巻く同期生への恨み・妬み、をちょっとしたミステリー仕立てに描いた短編集です。なので読後感は基本的によくありません(笑)「警察学校ってこんな感じなんだ〜」「こんなどんでん返しがあったのか!」程度に読まれることをおすすめする内容となってますきのこブルー

とはいえ、私は読後感が悪い小説が結構好きなので(←悪趣味!?笑)結構本書が好きでしたよ〜。特に同級生の信頼を裏切ったことによる報復を描いた第三話『蟻穴』のラストは鳥肌が立ちました。ホラー映画唖然でも使えそうな衝撃的ラストで、読んでいて身悶えしてしまったよ汗 他にも人の弱みに付け込み、ボヤ事件の犯人に仕立て上げるというようなキタナイ内容とかもあり、なんだか警察学校という場所がとても怖く感じる小説でした。

どこまでがフィクションなのかわからない小説ですが、警察官を目指す方や人間のどす黒い感情が嫌いでない方は読んでみると面白いかもしれないですよ〜桜


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長岡弘樹 『傍聞き』


*あらすじ*
娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。巧妙な伏線と人間ドラマを見事に融合させた4編。表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞!

*感想*
殺人や血生臭いシーンのないミステリーかつ、読後は心が温まる人間ドラマ付き短編集でとても良かったですぴかぴか 日本推理作家協会賞短編部門受賞というのも納得! 読みやすい&面白い作品なので、これは是非とも活字離れした生活を送っている人々に読んでもらいたいですね〜桜

ミステリー小説というと、どうしても主人公の職業は「刑事」になりがちなのですが、本書には消防士と救急救命士が出てきたので新鮮でした〜NEW! ということで、今日は消防士が主人公の話だった「899」をPick Up!

「899」は読み終えてみると悪い話ではなかったのですが、出だしの諸上がかなりキモかったわ〜モゴモゴ。偶然を装い初美を待ち伏せしたり、独身男なのに育児の豆知識を披露してきたり(しかも“知ったかぶり”“上から目線”的)、極めつけは別れの挨拶に敬礼をするってところが私は許せなかったよー爆弾。あぁキモっ!なので、この諸上がストーカーにでもなってしまう話なのかと当初は思っちゃったわ。諸上がもっと爽やかな人だったら、読後感は更に心温まるものになったのではないかもね。

私の友人に消防士&救急救命士さんがいるので、是非本書を勧めたいと思いますラブ
もちろんその他の職業の方も本書は楽しめますからね〜 是非読んでねるんるん


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