読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
小川糸 『つるかめ助産院』

*あらすじ*
「生まれる」ことの奇跡を描く再生と自立の物語
失踪した夫を探して南の島に来たまりあは、島の助産院で妊娠を知らされる。出生の秘密に囚われ、母になることに戸惑うが・・・。命を育み、自分の生を取り戻すまでの誕生と再生を描く感動の長編小説

*感想*
ほっこり心が温まる話でした温泉
しかし話が少し散らかっていたり、文章が上滑りしてしまっていたりとで、読者の理解を得難いかもな…という危うい雰囲気を纏ってもいましたね…たらーっ

「誰もが、心のどこかに傷を抱えて生きている」
自分の生い立ちを不幸だと悲観している主人公が、徐々に自己肯定できるようになり、そして自分だけが傷を抱えているわけではないと気付くこととなる展開は、是非とも若者に読んでもらいたい話だと思いましたぴかぴか マリア程に自分の生についてネガティブにならなくても、「自分探し」を求める若者は多いはずでしょう。そんな時、本書のつるかめ助産院で描かれる「生の素晴らしさ」や「母親の強さ」は、自分のルーツの根底に刻まれるべきことだと私は強く思ったのでね上向き

ところで、パクチー嬢はなんでいつもアオザイを着ているのか?の答えって書かれていましたっけ?そして小野寺くんの失踪理由は何だったのかしら?
う〜ん… この辺りの謎がしっかり解けていたら、もっと本書はスッキリしたものになって良かったのにな汗

兎に角この夏に映像化されるそうなので、楽しみにしていま〜す桜


  ├ 小川糸 -
小川糸 『食堂かたつむり』


★★★★☆


*あらすじ*
母親との折り合いが悪く、家を飛び出し都会に出た倫子。10年後、倫子は衝撃的な失恋をキッカケに、故郷に戻り実家の離れで食堂を始める。『食堂かたつむり』と名付けられたその店は、お客様それぞれに合ったメニューを作るというスタイルで、段々と評判になってゆく。しかし倫子と母親の溝はなかなか埋まることはなく…


*感想*
『食堂かたつむり』のオーナーシェフ、倫子が一所懸命に他人を思いやり、その人の為にお料理を作り、心を通わせていこうとする話でした。読んでいてとても温かくて優しい気持ちになりました。


母親と倫子の親子関係については、最後にホロっとくる場面もあり、よくまとまった面白いストーリーでした。しかし、ストーリーも去ることながら、日々夕食の献立に頭を悩ませている主婦の私としては、料理に関する記述が非常に多いことが、とても魅力的でした。


気になった料理に関する記述は…
・ りんごのぬか漬け(ぜひ食べてみたい!)
・ 羊は脂の融点が低いので、後味がさっぱりする(羊肉ってあまりさっぱりしているイメージがないのだけどな…。今度はもっと後味を意識して食べてみようっと!)
・ 魚の生臭さを取るために、歯磨き粉+重曹を混ぜて手を洗う(そんな技知らなかった!)


さらに状況描写でも
「卵の白身をメレンゲしたみたいに、なんだか気持ちがふんわりしている」
などと、食材を絡めた書き方をしていて、文章へのこだわりを感じました。


読後に、きっと誰もが「“食堂かたつむり”に行ってみたいな〜」と思うことでしょう。



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