読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
恩田陸 『木漏れ日に泳ぐ魚』

 

 

*あらすじ*

舞台は、アパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し語り合う。
初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿-――。
共有した過去の風景に少しずつ違和感が混じり始め、犧埜紊量覘瓩貿嗣な心理戦が繰り広げられる。かつての恋人は、ひょっとして殺人犯なのか?
過去をめぐる物語は次々と意外な事実を明らかにし、朝の光とともに訪れる真実とは――。
互いの腹を探り合うスリリングな興奮と、好きなのに疑ってしまう恋愛の切なさに一気読み必至の、傑作心理サスペンス。

 

*感想*

久々に恩田さんの作品でも読もうかな〜 と思って図書館で本書を手に取りました。なんど恩田作品を読むのは10年ぶり!!しかも王道『夜のピクニック』以来!

本書のタイトルはなんだか不思議なロマンティックさがあるし、裏表紙のあらすじを読むと「傑作心理サスペンス」というとても面白そうな響きの文章もあるしね!

ってことで読んだのですが…

 

残念ながら、これまた私の好みではない作品でしたーー(´;ω;`)ウゥゥ

 

とあるカップルが別れを決めて、最後の夜を2人きりで飲み明かすのですが、昔2人で登った山の山岳ガイドが死亡した理由は、この人が殺害したからなのでは…?とお互いがお互いを疑う物語なのです。そしてその疑いからそれぞれの過去の記憶を引き出してゆき、2人の本当の関係性が分かっていき、そして「恋」だと思っていた心情にも変化が…

という物語だったのですが…

 

度々私がこのブログでも「苦手」だと告げている、「妄想」「推測」で物語が進んでいくスタイルだったので読むのが辛かったのですΣ( ̄ロ ̄lll) とにかく「証拠がない」ので「説得力がない」。そういう物語でした。

カップルのお話なので、恋愛小説として読むならば読めなくもなかったとは思います。例えば物語終盤に綴られる

 

すべてが生の選択肢であるのだとすると、人を好きになるというのはどういうことなのだろうか。単に子孫を残すという欲求のためならば、欲望だけがあれば済むはずなのに。

 

など、一見当然のようだけれど、忘れかけていることを思い出させてくれる素敵な文章もありましたから。。。

 

ちょっと私は「心理サスペンス」を期待しすぎてしまっていたのかも。

没頭できなかったので薄〜い感想文ですみません。こんな感想では興味持てないかもしれませんが、良かったら読んでみてくださいね!

 

 

 



  ├ 恩田陸 -
恩田陸 『夜のピクニック』


★★☆☆☆

*あらすじ* (「BOOK」データベースより引用)
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

*感想*
私には本書の面白さは理解できなかったわ…。きっとそれは、私の高校生時代と登場人物達の心理描写が、かけ離れてしまっていたからだと思う。私は貴子や融の様に複雑な家庭環境で育っていないし、そして貴子たちの様に「言いたい事があるのに言えない」性格ではなかったと思うから。私が貴子だったら確実に融に対していろいろ発言をしたと思うの。例えば「今のこの状況になったのは私自身が原因なのではないのだから、私に対してそういう不快な態度を表すのはおかしいんじゃない?」とかね。まぁ、そうやって物事をハッキリ言えない登場人物達だからこそ、『青春小説!』として本書の人気があるのかもしれないですが。しかし私にとっては苛々させられる話だったわ。特に貴子の“賭け”ってやつが…。人生は自分で切り開いていくものだと私は思っているので、貴子の“賭け”に頼る話の展開には呆れたというか辟易。その賭けが成功しなくて、そのまま次の行動に移さなかった時にあなたは後悔しないの!!??と激しく問いかけたかった。

もっと「青春」「フィクション」と割り切って読めば良かったのだろうけど、私にはそれができなくてね…。正直、本書中に出てくる登場人物達の言動は大人が勝手に描いている「高校生の理想像」だと思います。「妊娠してしまった女子高校生」という、ちょっと現実っぽい設定もチラっとは出てくるけれど、心理描写が入る中心核の登場人物達は基本的に真っ直ぐで無垢な感じで、かなり違和感を感じました。高校生だって、もっといろいろ考えたり、そしてもっと打算的なところだってあるはずだと。

こんな感想しか本書に対して抱けない私は、ちょっと心が荒んでるのかなぁ…。
私がもう少し純粋な心を持った高校生だったならば、本書を楽しめたのだろうか…?

本書を楽しんだ!本書が好きだ!という方、是非お友達になってください。


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恩田陸 『Q & A』
Q&A


★★★★☆

*あらすじ*
ある日郊外型大型商業施設で死者69名、負傷者119名という重大死傷事故が発生する。一体、この大型商業施設で何が起こったのか!?その事故に関わる人や事柄を質問と答え(Q&A)だけで物語が進行する。

*感想*
『質問と答え(Q&A)だけで物語が進行する』とは私にとって初めての構成でビックリしました。その大型商業施設で何が起きたのかなかなか解らないから、怖くて気味が悪くて、そして怖かった。こういう形で恐怖を読者に与えられるとは凄いな恩田さん。

そのQ&Aのやり取りは、もちろんその商業施設で何が起きたのかを解明する為にされているのだけれど、その質問を受けている人々それぞれに個性があり、そのやり取りに出てくるちょっとした短い話もなかなか良かったと思います。
私が一番うなったのは、小学生女子児童とのQ&A。彼女が受けているある大人からの行為は"性的嫌がらせ"では・・?とかね。
各Q&Aにもちゃんと味を持たせているんだよね。面白かった。


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恩田陸 『ライオンハート』
ライオンハート


★★★☆☆

*あらすじ*(「BOOK」データベースより引用)
いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ…。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って―。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。

*感想*
SF、ファンタジーが好きでわない私のため、どっぷりこの世界にはまる事はできなかったのですがロマンティックで良かったと思います。
時と空間を越えて何度も出会う二人。前世ものというか時空ものというか・・・よくこんなドラマチックな設定を著者は思いついたなー凄いね〜 ・・とこれまたちょっと遠い所から傍観している感想になってますね、まぁ私は苦手なんでしょうそういう空想の世界に自分もスリップして入っていく事が。
とはいいつつ、私も前世や違う時空で旦那さんと出会ってたりしたのかなぁ。。とちょっとロマンチックに考えてみたりもするのですけどね☆


  ├ 恩田陸 -
恩田陸 『ドミノ』
ドミノ



★★★★☆

*あらすじ*(Amazon.co.jp 商品説明引用)
7月のある蒸し暑い午後、営業成績の締め切り日を迎え色めき立つ生命保険会社から、差し入れ買い出しのためにOLが東京駅に向かって走りだす。ここを物語の出発点として、ミュージカルのオーディションを受ける母娘、俳句仲間とのオフ会のため初めて上京した老人、ミステリーの会の幹事長のポストを推理合戦によって決めようとする学生たち、従妹の協力のもと別れ話を成功させようともくろむ青年実業家、訪日中のホラー映画監督など、さまざまな人間が複雑に絡みあうなかで、物語は日本中を揺るがす大事件へと発展していく。

*感想*
久し振りに『ザ・エンターテイメント!』という本を読んだ気がします(^ー^* )♪
28人もの登場人物が出てくるので、何度も何度も本の前数ページに載っている"登場人物一覧"を見返し大変だったけれど面白かった。
その"登場人物一覧表"がまた微妙に味のある個性的な絵&コメントで素敵★(ヘタウマってかんじ?)そんなヘタウマな人物表のおかげで、読み始めから「あの登場人物はいつ登場してくるのだろう?とわくわくしながら読みすすめていきました。
この本では人と人の繋がり、縁みたいなものをエンターテイメントとして描いているけれど、世の中って絶対この話のようにいくつもの偶然が重なって成り立っているんだよね!




  ├ 恩田陸 -
恩田陸 『六番目の小夜子』
六番目の小夜子


★★★☆☆

*あらすじ*(「BOOK」データベースより引用)
津村沙世子―とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

*感想*
高校を舞台にした話なので自分の昔を思い出し、懐かしむ場面が何度かあって楽に読めました。しかしミステリーという点から見るとイマイチ最後の説得力が欠けていたかな・・・ 
個人の好みによるのだろうけど、私はあまり「読み手の解釈におまかせします」みたいな内容は好きではなく、「こういう理由でこういう行動を起した」と最後に白黒はっきりとして終わっている話が好きです。
本作品は、結末はよくわかったけど、最後の『動機』にあたる部分の説明が弱かったと思うんです。(私の読解力の低さが問題なのでしょうが)。 話の途中がハラハラ・ドキドキした分(文化祭の呼びかけ辺りが最高潮に!)、そのドキドキと同等の理由説明があった方が私は好きだったな〜。


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