読書が大好きな主婦の読書記録です☆
年間100作品読破を目指して日々読書に明け暮れ、本を通して感じた事や感動を忘れたくないので、記録として綴っています(*^。^*)
新堂冬樹 『女優仕掛人』


★★☆☆☆


*あらすじ*
大手芸能プロ『サンライズプロダクション』のチーフマネージャーとして辣腕をふるっていた上杉貴裕は、社長の高村の逆鱗にふれ、サンライズを追われる。上杉は再起をかけて、弱小プロ『マックスプロダクション』に籍を置くことに。上杉はそこで、16歳の佐倉千紗という新人タレントに秘められた素質を見いだす。千紗をトップ女優にのしあげるために、営業活動だけでなく、テレビ局のプロデューサーの弱みを握り、脅しや強引なやり口で、次々と仕事を獲得していく上杉。だが、彼の暗躍を高村が黙っているわけはなかった…。


*感想*

ミーハー小説とでも言いましょうか。。。 芸能界の裏側を描いた娯楽小説です。


著者の新堂さんは2007年に芸能プロダクションを設立しているとのことで、本書ではいろいろな芸能界の裏側を暴露してくれているのだろうと期待して読みました。確かに、佐倉千紗をトップ女優にのしあげるための“あの手この手”が披露されます、しかしそれらの戦略は、短絡的で行き当たりバッタリな内容で正直がっかりしました。どうせフィクション小説なのだから、千紗をトップにのしあげるための壮大なプロジェクトとかを描いて欲しかったです。


人物像にもツッコミを入れたい箇所が多々ありました。
まず、主人公の上杉貴裕。本中で『敏腕・辣腕マネージャー』とアピールしずぎ。そんな言葉ではなく、もっと行動と作戦で敏腕振りを発揮してほしかったです。上杉のやり方は“策士”というよりか、たんなる“汚い手も辞さない奴”だったと思います。結局最後は千紗のお色気に頼るしかなかったし…。
そして、もう一人の主人公ともいえる佐倉千沙。ページ数の都合上のせいか、千紗の魅力について語られるシーンが少なすぎて、本当に魅力的な女優なのかどうかが全く伝わってきませんでした。あんなに突如ドラマデビューを果たし、ちゃんと演技できていたのかしら?千紗の魅力がしっかりと語られないので、マネージャーの上杉が「俺が千紗をトップ女優にしてやる」と息巻く大筋が空回りしているように非常に感じ、白けました。


今回も書きたい放題の感想で、新堂ファンの方すみません… と、謝りつつ、もう一つだけ書きたい事が…
新堂さん自身が、本書の宣伝アピールをアマゾンのサイトでされているのですが、ご覧になられました!? 私は初めて新堂さんを見たのですが、超ビックリ!どこの(売れない)ホストかと思いましたよ!日焼けした肌に、メッシュの入った髪の毛、室内でもサングラス、毛皮みたいな上着、大きなチョーカー。
(新堂さんの動画に興味ある方はこちらからどうぞ↓)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4048739190/ref=s9_subs_c5_s1_p14_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-3&pf_rd_r=12TF50FPR6T743RJF6Y9&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376776&pf_rd_i=489986

現在42歳らしいのですが、がんばりますね…世の中いろいろな作家さんがいるんだなー。

 



  ├ 新堂冬樹 -
新堂冬樹 『誰よりもつよく抱きしめて』


 ★★★☆☆

*あらすじ*(「BOOK」データベースより)
水島月菜と夫・良城は結婚八年目。表向きは仲睦まじく見える二人だが、実は大きな悩みを抱えていた。強迫的な潔癖症を患い、夫は月菜に直に触れることさえできないのだ。ある日、月菜は書店を訪れた青年・克麻と知り合う。少しずつ克麻に惹かれていくのを自覚する月菜。しかし、彼もまた、深刻な悩みを抱えていた…。
 

* 感想*
夫婦愛について描いた話なので、きっと独身の方には面白くない作品だと思います。私、個人としてはなかなか面白かったのですが…

愛し合っている夫婦なのに、「潔癖症」という病のせいで離れていく二人の心… これは「認知症」、「借金癖」、「DV」などの違う病にも置き換えられる事柄だと思いました。
本編の主人公、月菜は親友に「そんな旦那とは今すぐ離婚するべきだ」と何度も言われるのですが、月菜はどんなにスキンシップがなく寂しい夫婦関係に陥っていても離婚しようとはしません。この姿勢に、夫の借金や暴力に悩む私の友人達を思い出しました。第三者から見れば「そんなダメ夫とは離婚すべき!」と強く思うのに、当事者である月菜や私の友人達は「でも、この病気を克服するために一緒に戦ってあげたいの… 云々」と言い分があったり、とにかくそこには夫婦二人にしかわからない絆があるんですよね。

そして月菜の女性としての強さにも惹かれるものがありました。月菜の前に現れた一人の素敵な青年、克麻。彼はやはり月菜の精神的・肉体的欲求不満のはけ口になってしまうのだろうか…? たとえ月菜が克麻と不倫関係に陥ろうとも、月菜の夫との関係が不憫すぎて責める事はできないなと思っていたのですが、月菜のとった行動はとても私に「私も月菜の様な女性になりたい」と思わせる力強い決断で良かったと思いました。



  ├ 新堂冬樹 -
新堂冬樹 『黒い太陽』
黒い太陽

★★☆☆☆

*あらすじ*
父親の入院費用を稼ぐ為に嫌悪する世界、キャバクラの黒服になった立花篤。幸か不幸か「風俗王」との異名を持つ社長にその才を見込まれて出世するチャンスを手に入れる。しかしその出世に嫉妬を抱く同僚から執拗な嫌がらせに遭い退店、そして自分の店(キャバクラ)をオープンする事に。「風俗王」との対立、渦巻く嫉妬と嫌がらせ、お客とキャバクラ嬢の擬似恋愛のテクニックなど裏側の世界から書いた長編物語(サスペンス?)

*感想*
私は結構「情報最前線!お水の花道」とか「ホストクラブの裏側とカリスマホスト対決!」とか時々テレビでやっているとついつい見てしまう人です。もち、城咲仁も芸能界デビュー前から知っていました( ̄∇+ ̄)vうふふ。そんな私なので、ちょっと期待をしてこの本を手に取ったのですが、正直本としては私の好きな内容・文章ではなかったです。。。私は今まで「実写版は文章を超えられない!」と思っていたけれどこの作品なら超えられるかも。なぜならば、話の舞台であるキャバクラの雰囲気や、女性達の華やかであろう姿がイマイチ私の頭の中で描写できなかったからさ・・・。内容も男性が主人公だったので、感情移入できる場面も少なく、むしろその男性に言い寄る女性が都合良く出てくる事に「女を甘く見るなよ!」と反発心すら抱きました。まぁ、私はお水業界の裏側を知らないけれど、多分この本に書かれていることは本当の事ばかりで、この本を書くにあたり著者はかなり取材とかインタビューをしたのだろうな、というのは読んでいてわかったけどね。知らない世界をちょっと垣間見れて良かったな。って程度の感想でした。


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